あ゛ー。

 やる気が出ねぇ～。

ま、そういうときは大抵「本気出さなくても大丈夫な時期」ってことだから、それはそれで得難いな。

さておき、とりあえず研究室の主、マスターＫから指示された本『文明崩壊』（ジャレド・ダイアモンド著）の上巻をとりあえず読んでみた。

この手の本は春休み中に読んでいた丸山眞男講義録が最後で、理系の本としてはこのブログでも話題として触れた、エッセイ集でやや趣が異なる『ブラックホールで死んでみる』以来なのでとても久しぶりで読み応えがあった。

まだ半分であり、筆者の語りたがっていることの下準備の途中ではあるものの、多くの示唆に富んだ事例が述べられていて刺激的だった。というか、かなりのアイディアを啓発して貰った感がある。

もちろん今の段階ではマスターＫの掌の上で踊っているだけなのでこれで研究をどうこうというわけではないが、俺がどのような切り口で研究を始めるにせよ、この本は俺が絶対的なテーマとして、どのような形でアレ卒論のテーマに絡ませたいと思っている【環境】というものを掴む上で絶対に役立つと判る。文明論と銘打っているが、人間が自然に働きかけるということはすでに環境の問題だと俺は考えているわけだし、その考えを確信させてくれる内容だった。つまりこの本は人間と環境について書かれた本だ。

とりあえず、明日の朝一で研究室に行って手段・・・・・というか、切り口を考える作業に移ろうと思う。

ビバ暇人。ビバダメ人間。ビバ五月病。